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行政による副作用情報の公開(読売新聞)・・・ブログの方でも紹介しましたが、1月31日から厚生労働省の独立行政法人・医薬品医療機器総合機構による、製薬企業からの副作用報告及び、患者向医薬品ガイドの公表を、HP上(http://www.info.pmda.go.jp/)で始めました。

今回はその第1回目として、2004年4月の1ヶ月間に報告されたもの(732医薬品、2477症例)を公表しました。今後2004年5月以降のものも順次公表する予定で、2007年度中に、報告から半年程度で公開できる体制を整える方針との事です。

副作用情報のデータもかなり詳細に書かれており、性別、年齢、原疾患等、被疑薬、有害事象、併用被疑薬及び転帰といった項目別に記載してありました。同HPには、患者向けに医薬品の使い方や副作用をわかりやすく解説したガイドの掲載もしてあり、育毛以外でも有効活用できると思います。

これまでは、未知の副作用や、使用上の注意書きが改訂されたケースに限り、副作用情報を公開してきたとの事らしいです。しかし、昨年度は全体で副作用報告が2万5000件あったにも関らず、その中で公開した情報は1872件しかなく、薬害問題を追及する市民団体などから、全件公開を求める声が高まっていたそうです。

育毛に限らず、自分がこれから使う薬剤がどういうものなのかという事を、医師等の説明と合せて、自分で調べてみるという事も役立つかもしれません。私は今回の処置は、とても画期的な出来事だと思っています。

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