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髪のダメージ、毛髪内部の不均一な構造や内部の摩擦が原因

ライオンは髪のダメージの原因が、毛髪内部の不均一な構造や内部の摩擦であることを突き止めたと発表しました。これまでは複合的要因が重なってダメージになっている事は分っていたとの事ですが、科学的メカニズムが解明されたのは初めてとの事です。毛髪は無数の内部繊維が連なり、その間にCMC(細胞膜複合体)と呼ばれる潤滑成分で満たされているとの事です。

CMC(細胞膜複合体)流出や内部繊維の摩擦が原因

毛髪の表面(キューティクル)が剥がれる事で、このCMCが外部に流出し、毛髪内部が不均一構造になり、その結果、部分的に縮み、うねりが起こるとの事です。また潤滑成分のCMC減少により、内部繊維が摩擦を起こす事により、ごわついたりするとの事です。この発見により髪のダメージのメカニズムがほぼ突き止められたと記事には書いてあります。

CMC代用としてポリオール誘導体

ライオンはこの実験結果からCMCの代用成分を探索し、ヘアリキッドなどのヘアセット剤に配合されている、ポリオール誘導体と呼ばれるエーテル系化合物をCMCの代用としたとの事です。ポリオール誘導体をダメージを受けた毛髪に与えたところ、内部繊維に浸透していき、生じている摩擦を軽減させたとの事です。ライオンは一連の研究から、ポリオール誘導体を中核成分とするヘアケア剤を開発。洗髪後、傷んだ個所に塗布するヘアトリートメントを9月から販売する予定との事です。(フジサンケイ ビジネスアイ)

CMCの存在

私はこれまで毛髪は細胞が角質化したもの、死骸の延長としか思っていませんでしたが、毛髪内部には、CMCなる潤滑油の役割を果たしている成分があるとこの記事で初めて知りました。ただやはり、基本は細胞が角質化したものなので、既存の毛髪のダメージを補修したからといって、その後に生えてくる毛髪に直接影響はないと思いますが、毛髪を補修する事により、潤いが長く保たれ、結果毛髪がパサ付かず、水分を多く含んだ事により、太く見えたり、健康的に見えるのであれば、それはそれで有益かもしれないと思っています。

ポリオール誘導体の再流出や頭皮への影響

ただ、このポリオール誘導体が毛髪内部に浸透した後は、再度外部に流出するのかしないのか、といった事は知りたい所です。やはり毛髪とっては良いものでも、頭皮に良いかどうかは分らないので、その辺に興味があります。CMC流出により、毛髪の太さが変わってくるのかといった事もできれば知りたいです。(2006年8月10日)

ヤフーの元記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060808-00000013-fsi-ind

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