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髪のヘアサイクル・・・髪の毛がどのように誕生し、どのような一生を迎えているのかを説明したいと思います。

髪の寿命は2年〜6(7)年・・・髪の毛一本一本の寿命は大体2年〜6(7)年と言われています。寿命を迎えた髪の毛は抜け落ち、またそこに新しい髪の毛が生まれ、成長していくといった具合(ヘアサイクル=毛周期)になっていると思います。

ヘアサイクル中の三つの行動・・・髪の毛の一生を大まかに分けると、三つの行動に分けられます。まず最初に訪れるのが成長期(初期と後期があります。)です。成長期段階の毛髪は、髪の毛の心臓部である毛乳頭から毛母細胞へ髪の毛を生産するようにとの指令が下されています。毛母細胞はその指令に従って細胞分裂を絶えず行い、この細胞分裂をして作られた細胞が蓄積して太く長い髪の毛になっていくとの事です。絶えず細胞分裂しているので、古い細胞はどんどん上へ押し上げられていき、その結果髪の毛が伸びていくという現象になっているみたいです。この時、毛母細胞が細胞分裂をする為の原料、エネルギー源となるのが、毛細血管から毛乳頭へ運ばれている栄養や酵素などです。この成長期は2年〜6(7)年続くといわれており、その間に髪の直径一日約0.35mm一ヶ月だと約1cm伸びるといわれています。

退行期・・・成長期の次に訪れるのが退行期です。成長期の間に太く、長くなった髪の毛にある毛乳頭は、ある時期を過ぎると髪の毛を成長させろという指令を出さなくなっていきます。この段階に入るとと毛球部(毛乳頭と毛母細胞の部分)は収縮をし始めます。この収縮が始まって収縮し終わるまでの期間が退行期となります。この間に毛乳頭を包むように重なり合っていた分裂後の毛母細胞と毛乳頭とは別々に分かれてしまいます。この毛包が収縮する期間は大体2〜3週間といわれています。

休止期・・・こうして毛乳頭と毛母細胞とのドッキングが離れてしまうと、毛細血管から毛乳頭を通して毛母細胞へ送られていた栄養、酵素の供給もストップされ、髪の毛の最下部にあった毛母細胞(最下部になっていた毛乳頭と孟母細胞が離れたので、この時点では毛母細胞が最下部になっています。)も消滅してしまいます。この時期になると、外見上髪の毛は毛根部(皮膚から下の部分)に留まってはいますが、毛乳頭からは離れており、実質頭皮からは抜けている(離れている)状態といって良いと思います。この期間の毛包(毛乳頭)は休みに入っており、次回の毛髪を作り始める準備をしています。この毛包が休止している期間は3〜4ヶ月といわれています。

再び成長期(初期)・・・こうして休みをたっぷりとった毛乳頭は、残っている毛母細胞へ再び髪の毛を生産するように指令を出し、毛母細胞はその指令に従って細胞分裂を繰り返し、その細胞分裂が蓄積されて髪の毛になっていくというサイクルを繰り返していきます。こうしてある程度新しい髪の毛が作られていくと、毛包から離れていた前の髪の毛が新しい髪の毛の成長によって上へ上へと押し上げられ、全て皮膚の上へ押し上げられると抜け落ちるといった具合になっているみたいです。もちろん全部押し上げられる前に手で触ったりなどして抜け落ちる事もあります。

抜け毛は次の毛のサイン・・・こうして最初の髪の毛が作られ抜け落ちていくまでが、だいたい2〜6、7年の間に行われるといった具合になっているみたいです。そうなってくると、通常であれば髪の毛が抜け落ちた時には、既に頭皮の中では新しい髪の毛の生産作業が着々と行われている(新しい髪の毛が古い髪の毛を押し出した)という事になります。髪の毛が抜け落ちた事を確認したら、次の新しい毛が作られている最中(サイン)だと思えば、少しは気が楽になるかもしれません。

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