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脱毛チェックシート

以前掲示板やブログで紹介した脱毛チェックシートに少し手を加えたものです。私がこれまで得てきた知識や情報、経験などを元に作成しました。一応、男性型脱毛症(AGA)の可能性が高いか低いか、DHTの影響である可能性が高いか低いかの目安にして頂けたらと思っています。あくまで素人による自己流ですので、目安程度にしてください。


1、身内の毛髪、頭髪状況の確認。

自分の父親が脱毛し始めた年齢や症状の推移、両祖父がどうであったか等確認するのも有効だと思います。また母方の祖父の影響を受ける=母方の祖父の進行状況である程度推測できるという専門家の説もあります。ご自身に年上のご兄弟がいる場合は、ご兄弟の状態も参考になると思います。

2、脱毛と前後して体毛の増加の有無。

DHTは体毛の成長にも関係しているという説があり、また5αリダクターゼ(5αR)は胸毛や髭の成長にも関与していると言われています。毛髪の脱毛と前後して、体毛や髭が濃くなったという書き込みや、5αRを阻害するフィナステリドを服用した後、髭の伸びが遅くなったという書きこみ等を、育毛関係の掲示板で幾度か拝見した事があります。私もフィナステリドを服用していた時は、髭が伸びるのが遅かったり、少し細くなった(コシがなくなって柔らかくなった)印象を受けました。

3、皮脂分泌の増加。

DHTは皮脂腺にも影響すると言われており、DHTの働きが活発になると、皮脂腺の活動も活発になり、結果的に皮脂の量が増加する場合があると言われています。

4、脱毛している部分、又は脱毛し始めた部分が、M(生え際、剃り込み)又はO(頭頂部、つむじ周辺)である。

人間の髪の毛は大きく二つの領域分けられると言われおり、一つは前頭部から頭頂部にかけて。もう一つは側頭部から後頭部にかける部分で、この二つに分けられると言われています。そして男性ホルモン(DHT)に対する反応や感受性も違っていると言われています。前頭部や頭頂部にはタイプT、タイプU双方の5αリダクターゼが分布し、側頭部や後頭部にはタイプT5αリダクターゼが分布していると言われています。またDHTを受け入れるアンドロゲンレセプター(男性ホルモン受容体)も前頭部や後頭部の方が多く分布しているとも言われています。

5、生活スタイルや食生活の変化。

脱毛を発生した前後に、生活スタイル等の変化の有無。またストレスの有無を確認。ストレスと5αリダクターゼ、DHT、アンドロゲンレセプターの関連性については現在不明ですが、私個人的には何か関連性があるのではないかと思っています。実際女性の場合は、ストレス等によるホルモンバランスの変化により、男性型脱毛症を発症する場合があると言われています。男性の場合も、ストレス過度により、テストステロンとジヒドロテストステロン等のバランス変化が脱毛に関係しているのではないかと思っています。

ストレスや不規則な生活により、毛母細胞の活性が弱まる、正常に働かない場合があると考えるなら、5は男性型脱毛症だけではなく、どの病的な脱毛症以外の場合にも当てはまる項目かもしれません。

あくまで目安ですが、これらが少しは参考になるかもしれません。

解説

1は今のところ一番の定説というか、主因ではないかと言われています。DHTに対する感受性や受容体の数などは遺伝的要素で決まる可能性が高いと言われていると思います。身内で同じ、又は近い年齢で脱毛し始めていた方がいる場合は、遺伝的な可能性があると思います。

一つ注意して頂きたいのは、自分、又は自分の家系が脱毛し易い体質だったからと言って、ご両親を非難するのはあまり有益ではないと思います。仮にお父様がその様な体質であったとしても、その体質はお父様作り出したものではなく、先祖から受け継いだものなので、親を非難するというのは心情的には分らないでもありませんが、実際に非難するのは有益ではないと思います(非難するよりプロセスを説明して、援助してもらえるところは援助して貰う方が有益ではないかと思っています)また、近年脱毛の低年齢化や女性の方の脱毛が増えている等の現状を踏まえると、必ずしも遺伝的要因だけではないという事を示しているのかもしれないとも思います。

2は育毛関係の掲示板の書き込み、自身の体験と、脱毛に関する書籍からの情報です。実際に体毛の変化とAGAの因果関係が証明されている訳ではないので注意してください。ただ5αリダクターゼが髭や胸毛の成長に関与しているのは事実だと思います。

3はNHKのとあるテレビ番組で医師の方が仰られていました。これも1と同じで、DHTが皮脂腺に影響している、皮脂腺の活動を活発にさせるというのは、ほぼ定説になっていると思います。

4もNHKその他の番組で紹介していた情報ですが、男性型脱毛症は、生え際、又は頭頂部から脱毛する場合が多いです。(逆に全体的にスカスカ気味になる場合は血行不良が原因の場合が多いと言われています)ただ5αRの量や分布には個人差があるとの事なので、全体的に現れる脱毛(病的なものを除く)全てが=血行不良が原因という訳でもないと思います。

5の場合は、血行不良等による脱毛の可能性も考えられます。交感神経と副好感神経のバランスが崩れた事や、毛母細胞の働きが活発になる時間に就寝していない場合などは、正常に毛髪が作られておらず、その為に、新しい毛が上手く生えてこなかったり、細かったりという場合があるかもしれません。ただ脱毛は複合的要因の上で発症、症状が拡大していくと思うので、この場合はAGA、この場合は血行障害とハッキリ分けられるものでもないと思っています。ともあれ、血行障害はどの脱毛症にも影響してくるので、なるべきストレスを溜めない、規則正しい生活をする、毛母細胞の活動を邪魔しないといった事を心掛けるのが良いのかもしれません。

あくまで目安ですが、1、3.、4、の三つ全てに該当する方は、AGAの可能性がかなり高いと思います。

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